ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番を聴く

そんな派があるのかどうか知りませんが,シンフォニーは滅多に聴かない派です。

オーケストラは音楽史上の素晴らしい完成物だとは思いますが,巨大な音の混ぜ物の様で個々人の息遣いが聞こえず,聴き疲れするためです。

ただコンチェルトとなると話は別です。ソリストの熱演がもろに伝わりますし,オケの伴奏との掛け合いが興味深く独奏以上に面白いためです。
1月4日21時からNHKのEテレで放映された,クラシック音楽館N響 第2051回定期公演で,ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番を聴きました。上の理由もありN響を聴くのも久々。しかしやはりコンチェルトとなると話は別なので,すでに番組が始まっていてオケの小品をやった後の,ソリストのインタヴューのところから視聴を始めました。

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バッハを弾く(作業)

2026年,あけましておめでとうございます。

さて,昨年は久々にバッハのシャコンヌに取り組みました。
こちらの記事に書いていました(関連記事の初出はもう一昨年のことになりますが)。

思えば,十数年前に取り組んではいたのですが,過去に取り組んだ曲をやり直す際は何かしら新たなチャレンジを組み込みたいというのが当方の習い性です。同曲が含まれるヴァイオリン・パルティータ第2番を全曲というのも検討しましたが,結局はアマチュアがご披露するのはせいぜいシャコンヌのみだろうが,これがやはり組曲の終曲として奏されるところにポイントがあるのだろうという結論に達し,全曲ならぬ前曲「ジーグ(Giga)」から取り組むことにしました。これを序曲のような風情で弾くと,続くシャコンヌの冒頭もまたひとしおだろうと。

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