前記事ではギターの側・裏面板として使われるハカランダ材の代替材について書きました。
楽器になったものは木目で見るしかありませんが,ここでは実際の楽器の画像で見ていきたいと思います。
側・裏面板の憂鬱
前記事ではギターの側・裏面板としてのハカランダ材の希少性について書きました。
硬く締まった音質は,他の材では得られないという評価もあり,その希少性と相まって人気はうなぎ上りです。楽器の価格に希少性やネームバリューが左右するのはいうまでもありませんが,同じ作者のハカランダの楽器が500万円でシープレスのものが300万円ということもありますので,いわば,数百gのハカランダの価値だけで200万円余。貴金属なみの評価です。
硬く締まった音質は,他の材では得られないという評価もあり,その希少性と相まって人気はうなぎ上りです。楽器の価格に希少性やネームバリューが左右するのはいうまでもありませんが,同じ作者のハカランダの楽器が500万円でシープレスのものが300万円ということもありますので,いわば,数百gのハカランダの価値だけで200万円余。貴金属なみの評価です。

ハカランダの憂鬱
依然ハカランダ材はギターの最高級材として君臨しています。
音質・音量にはスプルースやシダーなどの軽い表板の方が直接的には効くわけですが,ハカランダの主要の使われ方は,表板を支える側面板や裏面板としてです。むろんこちらも音質には寄与します。
音質・音量にはスプルースやシダーなどの軽い表板の方が直接的には効くわけですが,ハカランダの主要の使われ方は,表板を支える側面板や裏面板としてです。むろんこちらも音質には寄与します。