電気釜と二又ソケットから思う事

電気炊飯器はもう何十年も前から日本の家庭には当たり前の家電になっています。

かつての家庭には,かまどがあり,薪でごはんを炊いていました。
家庭の主婦は,誰よりも早起きして火起こし,ご飯を炊くのが一仕事でした。

戦前から電気釜はあったそうです。三菱電機製の電気釜N-1がすでに1923年(大正12年)に開発されています。初期のこれを実地に知る方は殆どいらっしゃらないと思いますが,ようは薪の代わりに電熱で炊くというだけのもので,火加減や炊き上がりはすべて人が付いていなければならなかったのでした。

電気炊飯が一挙に普及したのは,1955年(昭和30年)東芝から出た自動式電気炊飯器ER-4がきっかけでした。放っておいても自動で温度調節して炊き上がり電源が切れる。現在では当たり前の機能がそこで開発されたのでした。これの開発物語は有名でTVなどでも紹介されていますので,ここでは触れません。ここでは電気釜と二又ソケットとの関係について当方が最近納得した歴史的事実についてです。

続きを読む

電力使用量の推移

2023年1月からの3か年分の当家の電力使用量(と料金)をグラフ化してみました。

当家の場合,各月一月分は前の月の18日前後から当月の18日前後で検針されます。従って本年12月分は既に〆られています。

3年間電力使用量.png
当家の2023年1月より3年間の市電からの購入電力使用量と料金


2023年から試験的に一部太陽光発電を導入していましたので,グラフの当初から全く市電(電力会社の電力)のみということでもないのですが,当初は250Wのパネル1枚とかでしたので大勢に影響はなかったはずです。大体は当家の市電使用量削減の歴史とみてよいでしょう。

2024年春からはチャージコントローラとインバータ一体型の5kWハイブリッドインバータを導入。本格的にパネルを増設し,8月には380W×12枚で4.56kWとしました。また蓄電池は鉛酸のディープサイクル12V100Ahのものを8個まで増設しました。

2025年3月には,蓄電池を鉛酸からLiFePO4に置き換え,数も増設しました。10月からは風力発電も付加しましたが,今のところその効果は微々たるものでしょう。

2024年はパネルこそ増設したものの,思ったほど購入電力量の削減は図れていませんでした。しかも料金値上げにより料金はあまり減っていません。理由は蓄電池容量が貧弱であったため,日中はすぐに満タンになってしまい余剰発電電力を捨てることになり,荒天時や夜はすぐ市電に頼ることになったためとみられます。あと充電設定の問題もあったようです。当時の設定では市電電力の削減よりも電力供給の安定性を重視する設定だったためのようで,日中でもバンバン市電を使って蓄電池を充電するという動作が気になりました。

現在の設定では,むろんバッテリ容量に余裕があることもありますが,多少バッテリー残量が少なくても日が出ている日中は全く市電を使わないか,使っても190W程度に絞られています。それも不要だとみられる際は手動でブレーカを落として自立運転にします。電力マネジメントの重要性が際立つところです。2025年は5月・6月と11月の3カ月間は全く市電電力を使わない自立運転が出来ました。来年はさらにその月数を増やすのが目標です。また,ゼロkWhを実現すれば,基本料金の掛からない電力会社ならば電気代ゼロ円が可能になります。

今年は主に蓄電池の増強により,購入電力量を大きく下げることが出来ました。今のところこれ以上の設備増強は考えていません。ゼロkWhにこだわってもコストに見合わなさそうだからです。いまのところ風力の方はほとんど役立っていませんが,なんとか少しは太陽光の補完をさせるべく出力アップを図ります。

昨年は時々落ちて停電を発生させましたが,今年の3月には電力配線をきちんと行い,万一の機器不調に対しても2重3重に対策を施しました。そのため停電は一度も発生していません。むしろ自立運転ですから市電が停電しても春や秋なら1カ月や2カ月,最悪でも1日2日は持つわけです。

しかしなら,全くの意識なく,朝方などバッテリ残量が厳しい状態でも平気の平左で,電子レンジに電気コーヒーメーカー,エアコンまでつけられたのではかないません(むろん瞬時に市電に切り替わるのみですが)。家族には電力リテラシー教育の必要性を感じます。

風力発電の今後

太陽光の補完目的で立てた風車発電機でしたが,発電は確認したものの,予想以上(以下?)に低発電電力で,対応を検討中です。

太陽光発電の定格が4.5kWで,追加で設置した風力発電機の定格が2kWですから良い線行けると思ったのですが。。。

続きを読む